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ジーンズはいかにして生まれたか

現在のジーンズの起源は、古くゴールドラッシュの頃までさかのぼる。


1850年ごろ、アメリカのババリア移民リーバイ・ストラウスが作成した、という記録が残っている。


彼はゴールドラッシュを当て込み、テントなどの必要器具を販売するつもりサンフランシスコにやってきた。だが、競争相手が多すぎたため、計画が頓挫してしまう。

しかし、ある金鉱掘りに、「普通のズボンはすぐボロボロになるので、もっと丈夫なものを作ってみたら」と教えられたことから、キャンバス生地でジーンズを作成し、これが大当たりした。


ジーンズにリベット(鋲)を打ち込む現在のスタイルになったのは1874年からで、リーバイ・ストラウス社初代工場長、ジェイコブ・デイビスの考案による。

「アルカリという山師はポケットに鉱石を入れて歩く癖があるので、仕立て屋が鍛冶屋に頼んでポケットの底に鋲打ちしてもらったそうだ」
という、当時のジョークにヒントを得たものらしい。


その後、素材はキャンバス生地からデニム生地へとシフトし、1878年にドイツで開発された合成インディゴが染料として使用されることになる。


作業着であったジーンズが一般にも広く着用され始めたのは、1955年、映画『理由なき反抗』でジェームズ・ディーンが着用したことによる。

これによりジーンズはファッションの一つとされ、世界中の若者に流行、そして、今日に至るのである。
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